おせち料理の始まりは、節といわれる季節の変わり目ごとに、豊作を感謝して神様にお供え物をした「節供(節句)」に由来しています。お供え物として作物で作った料理が、おせち料理の始まりです。今では大晦日までに作り、年が明けたお正月に家族でいただくものになりました。
おせち料理は元々は5段のお重に入れられていましたが、現在は3段のお重が主流となっています。お重に詰めることは、「箱を重ねる=めでたさを重ねる」という意味を持っています。また、おせち料理は、ひとつひとつの料理に意味があります。
黒豆:
まめによく働き、健康に暮らせるように。
かずのこ:
にしんの卵であるかずのこは、ひと腹の卵の数が多いことから、子孫繁栄を表します。
田作り(かたくちいわしの稚魚):
その昔、田畑の肥料に使われ大豊作になったことから「田作り」と呼ばれています。
紅白かまぼこ:
白は清らかさを表し、赤は難をよける色とされています。
栗きんとん:
「金団」と書き、財産につながることから、富を得る縁起物とされます。
これら定番のものは少なくとも用意したいものです。我が家では3段重を用意しますが、少しずつ数を増やしてこの品数になりました。家族が好きなものだけを用意してもいいですし、余裕がある時は全部をチャレンジしてもよいでしょう。大事なことは、楽しんで料理するということです。嫌々作っても美味しくなりません。家族が喜んで食べてくれることを願って、楽しみながら作ってください。

おせち料理は12月に入る頃から準備を始めます。詳しくは「おせちの準備」に記載しています。少しずつ買い物を進め、冷凍できるものを作り、29日~31日の三日間で仕上げます。キッチンが1人で使う仕様になっていますので、ほとんど自分1人で作っています。テレビがキッチンからよく見えるので、人気ドラマの再放送等を見ながら作ったりしています。
それぞれの作り方はリンクからご確認ください。
<一の重>
かまぼこ
黒豆
栗きんとん
かずのこ土佐漬け
車海老の旨煮
菊花大根
田作り
いくら
松前漬け
きんかんの甘煮
<二の重>
かに爪
紅白なます
酢れんこん
巻き鶏の照り煮
鰆の西京焼き
裏白しいたけ
伊達巻き
いんげんの味噌漬け
<三の重>
昆布巻き
牛肉の香味焼き
たたきごぼう
里芋の白煮
煮しめ にんじん
れんこん
蒟蒻
しいたけ
きぬさや
*福寿草は練り切りで、通常はおせちに含まれない甘味なので省略します。
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