
春先に膝を痛めて走れない日々が続いたために体重が増えてしまい、なんとかしないと!と思っていた矢先、本屋で手に取ったこの本にすっかりはまってしまいました。
いわゆるデブ菌というものはない、という理解でいましたが、寄生虫で有名なこの先生が「デブ菌」を叫んでいる。きっと正しい何かが書かれてあるに違いない。詳細は本を読んでいただきたいのですが、エッセンスをご紹介します。
人々の腸内には「フィルミクテス門」「バクテロイデス門」「アクチノバクテリア門」「プロテオバクテリア門」という、主に4つのグループの細菌群が住んでいます。アクチノバクテリア門は善玉菌、プロテオバクテリア門は悪玉菌の集合体と言われ、残り2つが日和見菌に分類されています。日和見菌のうち、フィルミクテス門に属する細菌群には食べ物の代謝を促進して、わずかな食べ物から大量のエネルギーを吸収させる働きを持つ細菌が多いのです。ですから、この種類の日和見菌が多いと、とても省エネな身体で、少ししか食べてないのに太る、ということが起きてしまうのです。先生は痩せるためにはストイックな食事制限よりも、フィルミクテス門の細菌群(デブ菌)を減らす食生活を推奨されています。デブ菌を減らす=デブ菌の好物を与えない、ということでもあります。
何をしたらデブ菌が増えるのでしょう?それは・・・
「脂肪や糖質の多い高カロリーの食事を、時間を問わず食べたいときに食べる」
ストイックな食事制限ではありませんが、脂肪や糖質の多い高カロリーな食べ物を減らす。時間を決めて食べる。まずはこれが第一歩。そして、反対にヤセ菌を増やすこと。バクテロイデス門の細菌群がこのヤセ菌に該当します。彼らは脂肪や糖質の吸収率を下げてくれます。また、食物繊維を消化する過程で肥満や糖尿病を防ぐのに重要な「短鎖脂肪酸」という物質を作り出します。燃費の悪い身体になることが痩せるためには必要です。ヤセ菌とデブ菌はトレードオフの関係にあり、ヤセ菌を増やせばデブ菌が減るのです。
善玉菌を増やすことも重要です。デブ菌とヤセ菌は日和見菌と言われるように、腸内で優勢な菌になびきます。善玉菌が働きを強めれば、日和見菌は一斉によい働きを始めるのです。
この本では、ヤセ菌と善玉菌を増やすための食べ物とレシピが10種類紹介されています。このダイエットフードを常時数種類用意しておくことが大事で、2週間続けていくうちに、腸内では菌交代が起こってくるそうです。1カ月過ぎればヤセ菌優勢の腸に。2カ月過ぎれば、少々食べ過ぎても太りにくい腸ができあがっていることでしょう、と先生は書かれています。
先生が紹介しているダイエットフードの一部を自分なりにアレンジして食べやすくして、今も継続しています。少しずつ紹介していこうと思います。
「腸内デブ菌を減らす食生活のススメ」に2件のコメントがあります